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点数計算は、役・ドラ・符の三段階。まず自分の手の価値を読む【点数1】

麻雀の基本と考え方
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点数が見えると、作戦が変わる。全5回 — 第1回 / 全5回

点数表を見ると、数字がびっしり並んでいて難しそうに感じます。けれど、実戦で最初に必要なのは、全ての欄を暗記することではありません。役があるか、何翻あるか、どの符に当たるか。この順番を守ると、自分の手の価値を一つずつ確かめられます。

最初は「役があるか」を確認する

四面子と雀頭ができていても、それだけで通常はアガれません。まず成立している役を探します。リーチ、タンヤオ、役牌など、自分が何を根拠にアガるのかを言葉にしましょう。ドラは点数を増やしますが、役の代わりにはなりません。「ドラが三枚あるから三翻でアガれる」と、役の確認を飛ばさないことが大切です。

鳴いている手では、リーチやピンフなど門前が条件の役は使えません。三色同順など、鳴くと翻数が下がる役もあります。役名を見つけたら、鳴いた状態でもその役が成立するかを確認します。ここを曖昧にすると、符をどれだけ正しく数えても、最後の点数は合いません。役とドラを別欄にするだけでも間違いを見つけやすくなります。

例題:白のポンがある、両面待ちのロン

白のポンがある子のロン。役牌一翻、20符と白の明刻4符で24符を30符に切り上げ、1,000点。
図解:もっといいこと。牌素材:麻雀豆腐(利用許可のある素材を配置)。 画像を拡大する

図の完成形は、白のポン、二三四萬、三四五筒、五六七索、二二筒です。七索のロンで完成し、自分は子、白以外の役はなく、ドラもないとします。役牌の白が一翻。雀頭の二筒には符がなく、五六索から七索を待つ両面なので待ちの符もありません。

符は基本の20符に、白の明刻の4符を足して24符。十の位へ切り上げて30符です。門前ではないので門前ロンの10符は足しません。したがって一翻30符の子のロンで1,000点です。「白のポンは四符」と「役牌の白は一翻」は別の働きで、両方を数えてかまいません。

ドラが一枚増えると、何が変わる?

同じ手にドラが一枚含まれていたら、役の一翻にドラの一翻を加えて二翻です。面子や待ちが同じなら、符は30符のまま。子のロンなら2,000点になります。ドラが二枚なら三翻30符で3,900点です。役を作る部分と、価値を上積みする部分を分けると、同じ形のまま比較できます。

ただし、表示されている牌そのものがドラとは限りません。通常のドラ表示は、その次の牌を示します。数牌は九の次が一、風牌と三元牌はそれぞれ決まった順で巡ります。慣れないうちはゲームの表示や役一覧で確認し、表示牌を一枚持っているからドラ一枚、と数えないようにします。赤ドラも別に数え、同じ牌が通常ドラでもあれば重ねて加算されます。

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符は全てを同時に覚えなくていい

符には面子、雀頭、待ち、ツモ・ロンの条件が関わります。最初は例題のような簡単な手で、加点がある場所だけを確認しましょう。順子には面子の符が付きません。刻子や槓子は、明刻か暗刻か、一・九・字牌か中張牌かなどによって変わります。待ちも、両面か、嵌張・辺張・単騎かで違います。

さらに、七対子は25符固定、ピンフツモは20符、鳴いた平和形のロンは30符など、通常の足し算だけでは扱わない形があります。最初から例外を一つの曖昧な公式に押し込むより、「今の手は通常形か、例外か」を点数表で確認してください。今回の白の例は、通常形の足し算を練習するために選んでいます。

計算した後、親・子とアガリ方を見る

この回の確認手順。本文で各項目を解説しています。
確認手順の図解:もっといいこと。 画像を拡大する

同じ翻・符でも、親か子か、ロンかツモかで支払いが違います。一翻30符なら、子のロンは1,000点、親のロンは1,500点です。ツモは複数の人から受け取るので、次回で支払う人を図にして整理します。ここでは「一翻30符だから必ず1,000点」と一つの数字に固定しないことを覚えてください。

なお、本場と供託は翻や符に混ぜません。まず手そのものの点数を出し、その後に加算します。点数計算に慣れないうちは、役、ドラ、符、親子、ロンかツモ、本場供託の順に指で追うだけでも効果があります。途中の一項目が抜けるミスを、確認する順序で減らしていきましょう。

練習:結果画面を、答え合わせの教材にする

自分がアガった局の結果画面を、すぐ閉じずに一度読んでみてください。役の欄は予想と合っていたか、ドラは何枚か、符の合計はなぜそうなるか。点数を間違えても、どの段階でずれたのかが分かれば、次の練習が具体的になります。全ての局ではなく、一日に一つのアガリで十分です。

今回の問題では「白一翻、24符を30符へ、子のロン1,000点」が説明できれば合格です。ここへドラ一枚を足すと2,000点。たった二通りでも、役とドラを分ける意味が見えてきます。点数は暗号ではなく、手の条件を順番に読み取った結果です。

資料を読む:点数表と、自作の計算例

役の門前条件・食い下がりはMaru-Janの採用役一覧、アガリ点の扱いは日本プロ麻雀協会の競技規定を参照しています。本稿の牌姿と計算の順序は当サイトの教材です。四人打ち、本場供託なしを基本とし、特殊なローカル役や数え役満の差などは扱っていません。

参考資料

資料確認:2026年10月26日。資料の紹介は当サイトによる要約です。牌姿・図解・問題文は当サイトの教材で、特定団体の推奨戦術を示すものではありません。

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