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「1,000・2,000」は何点もらえる? ロンとツモの支払いを読む【点数2】

麻雀の基本と考え方
この記事は約4分で読めます。

点数が見えると、作戦が変わる。全5回 — 第2回 / 全5回

「1,000・2,000」と聞くと、合わせて3,000点だと思ってしまうことがあります。麻雀のツモ点は、単に二つの数字を足す表示ではありません。誰が、いくら払うのかを卓の四人に当てはめると、点数の動きが見えてきます。

ロンは一人から、ツモは三人から

通常のロンでは、アガリ牌を捨てた一人が支払います。子の3,900点のロンなら、その人から3,900点を受け取り、他の二人の持ち点はそのアガリでは変わりません。まずは支払いの線が一本だと考えると分かりやすくなります。

ツモでは、他の三人が支払います。自分が子なら、親と他の子で金額が異なる場合が多く、「1,000・2,000」は子二人がそれぞれ1,000点、親一人が2,000点払うという意味です。受取合計は4,000点。「子からの額・親からの額」の順に読むと、二つの数字が誰に対応するかを見失いません。

図で確認:子の1,000・2,000

子の1,000・2,000ツモは、親から2,000点、他の子二人から各1,000点で、合計4,000点。
図解・計算例:もっといいこと。 画像を拡大する

自分が南家、親が東家、残る二人が西家・北家だとします。1,000・2,000のツモなら、東家から2,000点、西家と北家から各1,000点です。自分の点は4,000点増え、三人の減少分を合計しても4,000点。点棒の動きだけなら、合計が一致します。

これと、子の3,900点のロンは近い金額ですが、同じではありません。基本点から各支払いを百点単位に切り上げるため、ツモの受取合計とロンの点数が少し違う場合があります。さらに、ロンでは一人だけが減るのに対し、ツモでは全員が減ります。この違いが、後で見る着順条件に効いてきます。

親の「2,000オール」は6,000点

自分が親なら、ツモの支払いは三人とも同じ額になります。「2,000オール」は全員が2,000点ずつ払い、合計6,000点を受け取る意味です。オールを見たら、三人分を数えます。親のアガリが点差に大きく影響することを、数字で実感しやすい場面です。

親か子かは、点数を出してから最後に少し直すだけの飾りではありません。支払いの構造が変わる条件です。点数表を見る時は、先に自分が親か子かを確かめ、その次にロン欄かツモ欄かを選びます。符や翻が合っていても、列を一つ間違えると違う金額を申告してしまいます。

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本場は手の点数に、供託は別の財布から

一般的な四人打ちで、一本場はロンなら放銃者の支払いに300点、ツモなら三人の支払いに各100点を加えます。二本場の1,000・2,000ツモなら、子は各1,200点、親は2,200点。受取合計は4,600点です。基本の支払いに、本場の分だけそれぞれ加えると整理できます。

ここに供託が一本あれば、場に置かれた1,000点を別に受け取り、合計の獲得は5,600点になります。供託は今アガリ牌を切った人や親が追加で払う金額ではありません。すでに誰かが場へ出していた点です。自分がこの局に出したリーチ棒も含まれるなら、局開始時からの純増を考える際には、自分が先に出した分を二重に利益として数えないようにします。

小さな問題:2,000点ロン、二本場、供託一本

この回の確認手順。本文で各項目を解説しています。
確認手順の図解:もっといいこと。 画像を拡大する

自分が子で、手の点数が2,000点のロン。二本場、供託一本です。放銃者から受け取る額は2,600点で、場から1,000点。アガリ直前の持ち点からは3,600点増えます。放銃者が3,600点払うわけではない、という点が問題の要所です。

この問題を声に出して説明するなら、「手が2,000、本場600、供託1,000」と三つに分けてください。点棒を扱う対面麻雀でも、ネット麻雀の結果画面を読む時でも、どこから動いた点かが分かります。数字の丸暗記より、支払い元を理解する方が、少し条件の変わった問題に対応しやすくなります。

計算を確認する、二つの物差し

一つ目は、誰の点が減ったかです。ロンなら放銃者、ツモなら三人。二つ目は、供託を除いた受取額が他家の支払合計と合っているかです。供託を入れると卓上の持ち点だけの合計は動きますが、場に置かれた点も含めれば、その出入りを追えます。

慣れたら「自分が何点増えたか」だけでなく、「追い抜きたい人は何点減ったか」も見てください。同じ受取額でも、相手が放銃したか、別の人が払ったかで、点差の縮まり方が変わります。次回は満貫などの基準を押さえ、その先で具体的な逆転条件を計算します。

資料を読む:本場と支払いの区別

日本プロ麻雀協会の競技規定では、積み場の加算と、ツモの点数申告方法が説明されています。本稿は一般的な四人打ちの支払いを独自の卓図と計算例で整理しました。三人打ちではツモ損など別の扱いがあるため、この図の人数や合計をそのまま使わないでください。

参考資料

資料確認:2026年10月26日。資料の紹介は当サイトによる要約です。牌姿・図解・問題文は当サイトの教材で、特定団体の推奨戦術を示すものではありません。

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