雀魂から麻雀を始めた人、結構多そうな印象があるのですが(かくいう私もその一人)、銅の間(初心)〜銀の間(雀士1くらい)までの人と打っている際にとても印象に残るのが、
「ポンにゃ!」
「チーにゃ!」
「ポンにゃ!」
飛び交う一姫の鳴き声。
そのまま先手を打って早上がりできるケースももちろんあるのですが、リーチが飛んできたときに安牌がなくて振り込んでしまったり、手役が作れずテンパイしてもアガれない、といった「あと少しだけ鳴きどころを意識したら、もっとうまく立ち回れそうなのに…」と感じるケースもよく見かけます。
というわけで今回は、
ポンやチーで鳴くときに、最低限押さえておきたいポイントをまとめてみました!
ほぼ自分用のメモですが、雀魂で初心〜雀士1あたりで行き詰まっている人には参考になるかもです…!
とにかく役なしに注意!
麻雀の基本的なルールとして、役がないとアガることができません。
ポンやチーで鳴いた場合に、役としてつけられるのは以下のものになります。
いちばん注意したいのが、「鳴いたらリーチできない」という点。
麻雀始めたての頃は、4面子1雀頭をそろえるのに一生懸命になりすぎて、手役自体がうまく作れないことも多いですよね。
鳴かずに門前(メンゼン)で4面子1雀頭をそろえていれば、せめてリーチでアガることも可能なのですが、役がないまま鳴いて4面子1雀頭をそろえたところで「アガることもできないし、もしリーチが飛んできても安牌として切れる牌がなさすぎて振り込む」という事態にしかなりません。
つまり、ポンやチーで鳴く以上は、「今、自分が鳴くことでどんな役がつけられるか」を常に意識しておく必要があるのです。
この「自分の役が何になるか」を意識しておくことは、先々「このアガリが成立すれば自分は何点取れるのか」を意識することにもつながるので、とても大事な視点になります!
(脱・初心者をしたい頃にこの辺の視点が効いてきます)
とはいえ役を覚えるのがそもそも大変。なので「出現頻度の高い役」から覚えていこう!
麻雀の役(手役)をひとつずつ覚えるのは大変ですが、まずは現実的に出てくる頻度が高いものに絞って覚えていくのがオススメです。出現頻度が高い≒比較的そろえやすい手、とも言えますからね。
ひとまず鳴き云々は置いておいて、出現頻度が高くて最初に覚えておくと何かと幸せになれる役がこちら。
上記の中では、「リーチ」と「平和(ピンフ)」が鳴いたら成立しない役なので注意です!
また、「混一色(ホンイツ)」は鳴くことで「食い下がり」といって飜が下がります(3飜→2飜)。これはアガったときの点数計算に影響してくるのですが、とりあえずアガれはするので、初心者のうちはいったん忘れてもOKです。
そして、上記以外の手役にも鳴いたら成立しない役・鳴いたら飜が下がる役がいろいろありますが、その辺は追々、少しずつ覚えていきましょう。
麻雀の役については、そろえる牌のパターンや種類で分類するとだいぶ覚えやすくなります。
そのひと鳴きで、シャンテン数が進むかどうかを意識しよう
シャンテン数とは、「あと何牌集まればテンパイになるか」の数を指します。
こんな感じですね。
鳴くこと=自分の手牌の一部を公開することです。
ほかの人から牌をもらえる代わりに、どんな役を作ろうとしているかがバレやすくなるので、とてもリスクが大きくなります。
麻雀が上手い人ほど、相手の鳴き牌から役を予測して、それ以上鳴かれないように、また振り込みそうな牌を捨てないように立ち回ります。自分が鳴くほど、それ以降鳴きづらい&アガリづらい(ロンしづらい)状況を作ってしまうわけですね。
そんなリスクを背負ったわりに、自分の手がテンパイに近づいていなかったらあまり意味がありません。
ということは、一手でも早くテンパイに持ち込み、先手を打ちたいときこそ鳴くべきタイミングであるといえます。
鳴くかどうかを迷うときは、「このひと鳴きでシャンテン数は進む?」を意識してみましょう!
「鳴きどころ」がわかってくれば、駆け引きがわかってくる=麻雀がもっと楽しくなる!
ポンやチーは、麻雀の駆け引きの中ではもっといろんな可能性が秘められているのですが、「麻雀初心者のうちにまず意識しておくこと」としてはこんな感じかなと!
逆に、上記のことを意識できないうちは、鳴きに対してリスクが大きすぎるため、まだ鳴いて手牌を集める段階ではないともいえます…。
うまく鳴いて狙い通りに場を進めることができるようになれば、麻雀はさらに楽しくなりますよ!
ということで、今日はここまでー!
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