見えない十三枚を、決めつけない。
当たり牌を言い当てることより、分かっていることと推測を分けること。現物、スジ、壁、捨て牌、押し引きから、放銃を減らす考え方を学びます。
この特集の入口
基本の役とアガリ方を覚えた方に向けた守備の五回です。現物から始め、スジ、壁、捨て牌、押し引きへ進みます。各回に条件を明記した図解、比較例、練習問題と答えがあります。
「必ず当たり牌が分かる」「放銃しなくなる」という特集ではありません。ルールから確かに言えることと、まだ分からないことを区別し、一枚を選ぶ理由を説明できるようにします。
5回のレッスン
第1回:当たり牌を当てる前に。「誰に安全か」を見つける

リーチが入ると、どの牌も危なく見える。それでも、まず探せる確かな情報があります。相手の手を透視する代わりに、その人がロンできない牌を整理するところから守備を始めましょう。
第2回:スジなのに当たるのはなぜ?両面待ちだけを消す考え方

四萬が捨てられているから一萬は安全。そう覚えて放銃すると、スジは役に立たない気がしてしまいます。実際には、スジが教えてくれる範囲を広げすぎたことが問題です。消せる待ちと残る待ちを、形から理解します。
第3回:四枚見えたら何が消える?壁と残り枚数の読み方

同じ牌が四枚見えている。それは、隠れた牌について確かに分かる貴重な情報です。ただし、壁の外側なら全部安全という覚え方では足りません。消える形を一つずつ描き、まだ残る待ちも確認します。
第4回:捨て牌は物語より手がかり。手出し・鳴き・染め手を読む

相手が筒子ばかり鳴いている。最後に字牌を手出しした。気になる情報はあっても、それだけで待ち牌が分かるわけではありません。捨て牌の変化を、確定情報と仮説に分けて整理します。
第5回:押すか、オリるか。その一枚を切る前に考えること

危険そうだと分かっても、切らなければ自分もアガれない。守備の最後に難しいのは、危険を見つけることより、その危険を引き受ける価値を判断することです。手の距離、価値、巡目、点棒状況を順に確認します。
攻めと守りを、往復して学ぶ
まずは一回ずつ読み、実戦の牌譜から一局を選んで練習してください。相手の手を開く前に理由を書き、最後に結果を見る。その順番で、偶然通った一枚と根拠のある選択を分けます。
