
制作イメージ:もっといいこと(AI生成)。
宇宙飛行士が浮かぶ理由、海の満ち引き、曲がる光、重力波、暗黒物質。『引っ張る力』だけでは終わらない重力の面白さをたどります。
この連載の道のり
第1回から順に読めます。気になる回から始めても、各記事の案内で前後の回へ進めます。

第1回
宇宙に重力はあるのに、なぜ宇宙飛行士は浮くの?
宇宙ステーションで人がふわりと宙に浮く映像。「地球から遠くて重力がないから」と思うと、肝心なところを見失います。人も部屋も一緒に落ち続けている、と考えると、浮くことと地球を回ることが一本につながります。

第2回
月の反対側でも満潮になるのはなぜ?引く力の「差」を考える
海は月に引っ張られる。そう聞くと、月のある側だけ海面が高くなりそうです。それなのに、説明図では地球の両側がふくらんでいる。もう一方のふくらみを考えると、重力の大きさだけでなく、場所による差が見えてきます。

第3回
宇宙に巨大な虫眼鏡?重力が光の見え方を変える
宇宙写真に写る、不自然に長い弧や輪。銀河が本当に輪へ伸びているとは限りません。手前の巨大な質量が遠くの光の経路を変え、ひとつの天体を違う形や複数の像として見せることがあります。重力レンズという、宇宙が作る観測の道具をのぞいてみましょう。

第4回
宇宙の音を聞くって本当?重力波は何が揺れているのか
ブラックホールの合体を「音」で聞いた、というニュースがあります。けれど、宇宙の真空を空気の音が旅してきたわけではありません。遠い出来事が地球の装置へ残す、距離のごく小さな変化。その信号をどう見つけ、何を読み取るのかをたどります。

第5回
見えないのに、なぜ「ある」と分かる?暗黒物質を追う
宇宙には、光では直接見えない暗黒物質があると言われます。見つからないものに名前をつけただけでは? そんな疑問はもっともです。何を観測し、どんな説明が必要になり、何がまだ分かっていないのか。証拠と正体を分けて考えてみましょう。
