
暮らしから広がる科学 全5回
眠っている間、私たちに何が起きている?
毎晩眠っているのに、眠気や夢の正体は案外説明できません。睡眠圧と体内時計から、夢、記憶、飛ぶ鳥の眠りへ。研究で分かったことと、まだ答えが定まらない問いを分けて読む特集です。
制作イメージ:もっといいこと(AI生成)。
この連載の道のり
気になる回からでも読めます。第1回から順に進むと、前の回の考え方が次の疑問を解く手掛かりになります。各回に独自の図解と資料の解説を添えました。

第1回 / 全5回
眠気はどこから来る?「起きていた時間」と「体内時計」の二つの仕組み
夜遅くまで起きていると眠くなります。それなら、眠気は起きていた時間だけで決まるのでしょうか。実際には、疲れているのに夜のある時間帯に目がさえたり、いつもと違う時刻に寝ようとしてもうまく眠れなかったりします。

第2回 / 全5回
体内時計は、何を見て時刻を合わせる?朝の光と細胞のリズム
時計を見なくても、毎日似た時刻に眠くなったり、お腹がすいたりします。ところが、時差のある場所へ移動すると、現地は朝なのに体は夜のように感じることがあります。体内時計は、私たちが腕時計の針を動かすのと同じ速さでは切り替わらないのです。

第3回 / 全5回
夢の中では、なぜ変なことを普通だと思う?分かっていることと残る謎
知らない街なのに自宅だと思い、昔の友人と最近の同僚が一緒に現れ、場面が突然切り替わる。目が覚めればおかしいと分かるのに、夢の中では当然のように受け入れていることがあります。

第4回 / 全5回
寝ている間に、記憶はどう変わる?「保存する」だけではない眠り
練習してもうまくできなかったことが、翌日に少しやりやすく感じる。覚えた内容を一晩後に思い出す。そんな経験を「寝たら頭が整理された」と言うことがありますが、脳の中では何が起きているのでしょう。

第5回 / 全5回
鳥は飛びながら眠れる?動物の眠りから見える、睡眠の不思議
眠るときは横になり、目を閉じ、しばらく動かなくなる。人間を基準にすると、これが睡眠の姿に見えます。では、長い間海の上を飛ぶ鳥は、いつ眠るのでしょう。片方の目を開けている動物は、本当に眠っているのでしょうか。
