唐突ですが!
麻雀の役について語りたい!!
いや、麻雀の役(手役)って、見てるとなかなか、それぞれに個性があって面白いんですよ。
っていう話をしようかなーと思って。
手役って、そのまま覚えようとすると大変ですよね。
でも、それぞれの役の特徴や個性に注目しながら見ていくと、結構頭に入りやすいような気もするのです。
というわけで、今日は「1・9牌の扱い」に注目して見ていきたいと思います!
真っ先に捨てられがちな1・9牌
麻雀を覚えていく中で、おそらく真っ先に耳にする「牌効率」の話。
ほかの牌とよりつながりやすい牌を残し、そうでない牌は先に捨てていきましょう、のやつですね。
その中で、1・9牌が関わる待ちっていうのは基本的に「1種類のみ」になります。

どうあがいても待ちが悪いので、「端っこの1・9牌あたりから捨てていきましょう」なんてのがセオリーになります。
そして、1・9牌の刻子待ちと同じく、1種類でしか待てないのが「字牌」ですね。同じものを引いてこないといけないので、待ちが悪くなりがちです。
1・9牌が活躍する混全帯么九(チャンタ)
そこでチャンタですよ。

大胆。
大胆でございます。
真っ先に捨てられがちな牌で、メンツと雀頭を作れと。
でも、私この役好きなんですよねー。
普段捨てられがちな牌たちが、力を合わせて勝つぞー! 的な感じがいいですよね!
先に述べたように、待ちが悪くなるのでアガりづらい役ではあるのですが、その分アガれたときの喜びもひとしおです。
絡ませ方は、順子(シュンツ)でも刻子(コーツ)でも、どちらでもOKです。
風牌で集める場合も、自風・場風でなくてもOKです。
(自風・場風でメンツが作れれば、追加で役が付きますけどね)

字牌を使わなければ、純全帯么九(純チャン)
ちなみに、字牌も使ってOK、というルールはこの1・9牌手役シリーズの中では初級編です。←
字牌を使わず、1・9牌のみを絡ませたメンツ&雀頭でまとめられたら「純全帯么九(純チャン)」という役になります。

チャンタ系にはさらに上級編がある
1・9牌のみで構成する純チャンもなかなかハードル高いですが、メンツの揃え方が順子でも刻子でもOK、という時点でまだ生ぬるいようです。
すべてを刻子で揃える混老頭(ホンロウ)や清老頭(チンロウ)もあります。


清老頭まで持ち込めたら夢の役満です。いつか上がってみたい…!
真ん中の牌をサクサク捨てながら様子見、テンパイ気配やリーチが来たら一気に降りる
チャンタ系を敢えて狙いにいくケースって、そう多くないと思います。
そもそも、チャンタ系狙い=真ん中の4〜6を捨て続ける必要があるため、終盤に向かうにつれて振り込むリスクがどんどん高まります。
また、赤ドラも使えないため赤ドラでの打点アップは見込めない&他家に捨てた赤ドラを鳴かれる可能性もあります。
とくに飜数の低いチャンタ(2飜/喰い下がり1飜)では、「無理にアガリを狙いに行く手」ではないといえるでしょう。
ですが、誰かからリーチが飛んできた、あるいはテンパっているようだ、となったとき、端寄りの牌や字牌を多く抱えていることでオリやすくなるメリットも大きいです。
守備力を上げながら、うまく狙えそうならアガる、そして狙い通りアガれたらとっても嬉しい。そんな1・9牌を活用したチャンタ系の役なのでした◎
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